CogSmartの目指す社会的インパクト
公開日:2023年7月27日
■ 社会的インパクト向上を目指す効果的な取組など
超高齢化社会の到来にあたり、何らの対処もしないと、認知症患者は増加の一途を辿り、14兆5,140億(2014年)であった認知症の社会コストは、2060年に24兆2,630億円となると推計されています。これに伴い、認知症やその介護に苦しむ患者及び家族のQOLも減少すると言われています。
このような中、認知症の後天的リスク因子(全体の40%強)は、生活習慣の改善等により低下させられることが判明しています。これにより、可能な限り早期予防・早期治療を行うことで、発症を相当年数遅らせるか、又は罹患しないことが分かってきました。次の課題は、この早期予防・早期治療をどのように社会的に実現化するかといえます。
CogSmartは、認知症の早期予防・早期治療方法を社会実装することで、上記課題を解決し、最終アウトカムである(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上などの達成を目指します。
■ CogSmartのサービスによる受益者とは?
CogSmartのサービスによる受益者は、以下の方々と考えています。
①. 本人(40歳~の健常者から、認知症(早期段階)・軽度認知障害(MCI)の患者まで)
②. ①の家族
③. 中央政府・地方政府(医療費・介護費の予算)
これらの方々に、以下の変化を生み出すことを想定しています。
①認知症患者数・要介護者数の減少、生活満足感・自己肯定感の向上、健康の向上
②介護への精神的・身体的・時間的な負担が減るとともに、医師との連携や患者とのコミュニケーションがスムーズになる
③医療費・介護費・インフォーマルケアコストを含めた社会的コストの減少
■ 具体的な事業内容
当社事業は、以下の2つに大別されます。
①BrainSuite(「BS」)
脳ドック等で撮像されるMRI画像のAI解析による脳萎縮レベル測定(認知症の早期リスク測定)検査「BrainSuite」
②BrainUp(「BU」)
有酸素運動を始めとする生活習慣改善の行動変容を促す「BrainUp」アプリ(汎用ウェアラブルウォッチと併用)
以上により、既存市場・デバイスを活用して、早期予防を広く社会実装します。BS・BUともに臨床研究を行い、効果が実証されているといえます。
■ インパクトロジックモデルの作成・公表
CogSmartではBS・BUインパクトロジックモデルを作成し、BS・BU活動やアウトプットのアウトカムに対する評価方法・指標を明確にし、公表しています。
リンク:BrainSuite( “BS”)・BrainUp(“BU”)インパクトロジックモデル
各種アウトカムは、東北大学の協力も得て、既存研究をもとに活動に対するアウトカム(特に、(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上)の効果量を設定しています。
CogSmartの目指す社会的インパクト
公開日:2023年7月27日
■ 社会的インパクト向上を目指す効果的な取組など
超高齢化社会の到来にあたり、何らの対処もしないと、認知症患者は増加の一途を辿り、14兆5,140億(2014年)であった認知症の社会コストは、2060年に24兆2,630億円となると推計されています。これに伴い、認知症やその介護に苦しむ患者及び家族のQOLも減少すると言われています。
このような中、認知症の後天的リスク因子(全体の40%強)は、生活習慣の改善等により低下させられることが判明しています。これにより、可能な限り早期予防・早期治療を行うことで、発症を相当年数遅らせるか、又は罹患しないことが分かってきました。次の課題は、この早期予防・早期治療をどのように社会的に実現化するかといえます。
CogSmartは、認知症の早期予防・早期治療方法を社会実装することで、上記課題を解決し、最終アウトカムである(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上などの達成を目指します。
■ CogSmartのサービスによる受益者とは?
CogSmartのサービスによる受益者は、以下の方々と考えています。
①. 本人(40歳~の健常者から、認知症(早期段階)・軽度認知障害(MCI)の患者まで)
②. ①の家族
③. 中央政府・地方政府(医療費・介護費の予算)
これらの方々に、以下の変化を生み出すことを想定しています。
①認知症患者数・要介護者数の減少、生活満足感・自己肯定感の向上、健康の向上
②介護への精神的・身体的・時間的な負担が減るとともに、医師との連携や患者とのコミュニケーションがスムーズになる
③医療費・介護費・インフォーマルケアコストを含めた社会的コストの減少
■ 具体的な事業内容
当社事業は、以下の2つに大別されます。
①BrainSuite(「BS」)
脳ドック等で撮像されるMRI画像のAI解析による脳萎縮レベル測定(認知症の早期リスク測定)検査「BrainSuite」
②BrainUp(「BU」)
有酸素運動を始めとする生活習慣改善の行動変容を促す「BrainUp」アプリ(汎用ウェアラブルウォッチと併用)
以上により、既存市場・デバイスを活用して、早期予防を広く社会実装します。BS・BUともに臨床研究を行い、効果が実証されているといえます。
■ インパクトロジックモデルの作成・公表
CogSmartではBS・BUインパクトロジックモデルを作成し、BS・BU活動やアウトプットのアウトカムに対する評価方法・指標を明確にし、公表しています。
リンク:BrainSuite( “BS”)・BrainUp(“BU”)インパクトロジックモデル
各種アウトカムは、東北大学の協力も得て、既存研究をもとに活動に対するアウトカム(特に、(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上)の効果量を設定しています。
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Social Impact
Published Date: July 27, 2023
Effective Initiatives Aiming to Enhance Social Impact
With the progression of a super-aging society, it is anticipated that, without intervention, the number of dementia patients will increase. In 2014, the social cost of dementia reached 14.514 trillion yen, and it is estimated to rise to 24.263 trillion yen by 2060. This increase is expected to lead to a decline in the quality of life (QOL) for both dementia patients and their families who struggle with caregiving.
However, research has shown that more than 40% of the modifiable risk factors for dementia can be reduced through lifestyle improvements. By implementing early prevention and early treatment, it is possible to delay the onset of dementia or prevent it altogether. The challenge now is how to effectively implement early prevention and treatment in society.
CogSmart aims to address this challenge by implementing early prevention and treatment methods for dementia into society, with the following ultimate goals:
- (a) Reduction in the number of dementia patients
- (b) Decrease in dementia-related costs
- (c) Improvement in quality of life (QOL)
Who Are the Beneficiaries of CogSmart's Services?
The primary beneficiaries of CogSmart's services include the following:
1. Individuals aged 40 and over, from healthy individuals to those in the early stages of dementia or with mild cognitive impairment (MCI)
2. Families of the above individuals
3. Central and local governments (involved in healthcare and long-term care budgets)
For these beneficiaries, we aim to bring about the following changes:
1. Reduction in the number of dementia patients and those requiring long-term care, improvement in life satisfaction, self-esteem, and health
2. Reduction in the mental, physical, and time-related burdens of caregiving, smoother communication with doctors and patients
3. Decrease in societal costs, including healthcare, long-term care, and informal care costs
Specific Business Activities
Our business activities are broadly categorized into the following two areas:
1. BrainSuite (BS)
BrainSuite provides early dementia risk assessment by measuring brain atrophy levels through AI analysis of MRI images taken during brain health checkups.
2. BrainUp (BU)
BrainUp is an application that promotes behavior change towards lifestyle improvements, such as aerobic exercise, and is used in conjunction with general-purpose wearable devices.
By leveraging existing markets and devices, these initiatives aim to broadly implement early prevention in society. Both BS and BU have been clinically validated to demonstrate their effectiveness.
Development and Publication of the Impact Logic Model
At CogSmart, we have developed and published the BS and BU Impact Logic Models, which clarify the evaluation methods and indicators for assessing the outcomes of BS and BU activities and outputs.
[Link: BrainSuite (BS) & BrainUp (BU) Impact Logic Model]
Various outcomes are set based on existing research, with the cooperation of Tohoku University, particularly evaluating the effect sizes related to (a) reduction in the number of dementia patients, (b) reduction in dementia-related costs, and (c) improvement in QOL.
CogSmartの目指す社会的インパクト
公開日:2023年7月27日
■ 社会的インパクト向上を目指す効果的な取組など
超高齢化社会の到来にあたり、何らの対処もしないと、認知症患者は増加の一途を辿り、14兆5,140億(2014年)であった認知症の社会コストは、2060年に24兆2,630億円となると推計されています。これに伴い、認知症やその介護に苦しむ患者及び家族のQOLも減少すると言われています。
このような中、認知症の後天的リスク因子(全体の40%強)は、生活習慣の改善等により低下させられることが判明しています。これにより、可能な限り早期予防・早期治療を行うことで、発症を相当年数遅らせるか、又は罹患しないことが分かってきました。次の課題は、この早期予防・早期治療をどのように社会的に実現化するかといえます。
CogSmartは、認知症の早期予防・早期治療方法を社会実装することで、上記課題を解決し、最終アウトカムである(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上などの達成を目指します。
■ CogSmartのサービスによる受益者とは?
CogSmartのサービスによる受益者は、以下の方々と考えています。
①. 本人(40歳~の健常者から、認知症(早期段階)・軽度認知障害(MCI)の患者まで)
②. ①の家族
③. 中央政府・地方政府(医療費・介護費の予算)
これらの方々に、以下の変化を生み出すことを想定しています。
①認知症患者数・要介護者数の減少、生活満足感・自己肯定感の向上、健康の向上
②介護への精神的・身体的・時間的な負担が減るとともに、医師との連携や患者とのコミュニケーションがスムーズになる
③医療費・介護費・インフォーマルケアコストを含めた社会的コストの減少
■ 具体的な事業内容
当社事業は、以下の2つに大別されます。
①BrainSuite(「BS」)
脳ドック等で撮像されるMRI画像のAI解析による脳萎縮レベル測定(認知症の早期リスク測定)検査「BrainSuite」
②BrainUp(「BU」)
有酸素運動を始めとする生活習慣改善の行動変容を促す「BrainUp」アプリ(汎用ウェアラブルウォッチと併用)
以上により、既存市場・デバイスを活用して、早期予防を広く社会実装します。BS・BUともに臨床研究を行い、効果が実証されているといえます。
■ インパクトロジックモデルの作成・公表
CogSmartではBS・BUインパクトロジックモデルを作成し、BS・BU活動やアウトプットのアウトカムに対する評価方法・指標を明確にし、公表しています。
リンク:BrainSuite( “BS”)・BrainUp(“BU”)インパクトロジックモデル
各種アウトカムは、東北大学の協力も得て、既存研究をもとに活動に対するアウトカム(特に、(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上)の効果量を設定しています。
CogSmartの目指す社会的インパクト
公開日:2023年7月27日
■ 社会的インパクト向上を目指す効果的な取組など
超高齢化社会の到来にあたり、何らの対処もしないと、認知症患者は増加の一途を辿り、14兆5,140億(2014年)であった認知症の社会コストは、2060年に24兆2,630億円となると推計されています。これに伴い、認知症やその介護に苦しむ患者及び家族のQOLも減少すると言われています。
このような中、認知症の後天的リスク因子(全体の40%強)は、生活習慣の改善等により低下させられることが判明しています。これにより、可能な限り早期予防・早期治療を行うことで、発症を相当年数遅らせるか、又は罹患しないことが分かってきました。次の課題は、この早期予防・早期治療をどのように社会的に実現化するかといえます。
CogSmartは、認知症の早期予防・早期治療方法を社会実装することで、上記課題を解決し、最終アウトカムである(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上などの達成を目指します。
■ CogSmartのサービスによる受益者とは?
CogSmartのサービスによる受益者は、以下の方々と考えています。
①. 本人(40歳~の健常者から、認知症(早期段階)・軽度認知障害(MCI)の患者まで)
②. ①の家族
③. 中央政府・地方政府(医療費・介護費の予算)
これらの方々に、以下の変化を生み出すことを想定しています。
①認知症患者数・要介護者数の減少、生活満足感・自己肯定感の向上、健康の向上
②介護への精神的・身体的・時間的な負担が減るとともに、医師との連携や患者とのコミュニケーションがスムーズになる
③医療費・介護費・インフォーマルケアコストを含めた社会的コストの減少
■ 具体的な事業内容
当社事業は、以下の2つに大別されます。
①BrainSuite(「BS」)
脳ドック等で撮像されるMRI画像のAI解析による脳萎縮レベル測定(認知症の早期リスク測定)検査「BrainSuite」
②BrainUp(「BU」)
有酸素運動を始めとする生活習慣改善の行動変容を促す「BrainUp」アプリ(汎用ウェアラブルウォッチと併用)
以上により、既存市場・デバイスを活用して、早期予防を広く社会実装します。BS・BUともに臨床研究を行い、効果が実証されているといえます。
■ インパクトロジックモデルの作成・公表
CogSmartではBS・BUインパクトロジックモデルを作成し、BS・BU活動やアウトプットのアウトカムに対する評価方法・指標を明確にし、公表しています。
リンク:BrainSuite( “BS”)・BrainUp(“BU”)インパクトロジックモデル
各種アウトカムは、東北大学の協力も得て、既存研究をもとに活動に対するアウトカム(特に、(a)認知症患者数の抑制、(b)認知症コストの減少、(c)QOL向上)の効果量を設定しています。
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